野球肘(リトルリーグエルボー)

スポーツ障害

ご覧いただきありがとうございます。

こんにちは!

山口県周南市の整体院

「まどころ整体院」院長の河本です。

今回は「野球肘」についてのお話です。

リトルリーグエルボーとも呼ばれ、成長期の野球選手によくみられるスポーツ障害ですね。

発生率は小学生ですと20%程だといわれています。

肘の内側、外側、後方いずれか、もしくは複数に痛みを感じるのが特徴で、

主にオーバーユースや投球フォームの悪さが要因とされています。

特に子供は肘関節の使い方が悪い傾向にあるので、

早めに対応していただきたいと思います。

種類

野球肘は痛めている箇所で3つに分類されます。

  • 内側は「上腕骨内側上顆骨端核の裂離骨折」
  • 外側は「離断性骨軟骨炎」
  • 後方は「肘頭骨端線閉鎖遅延、肘頭疲労骨折」

特に多いのが内側と外側ですね。

放っておくと肘の曲げ伸ばしも厳しくなります。

スポーツから長期離脱を余儀なくされるので、

「炎症」時点で、

  • 痛みの訴え始めのうちに別メニューを組む、
  • フォームを見直すなどの対応が必要です。

痛みとその原因

上腕骨内側上顆骨端核の裂離骨折

まず内側から見ていきましょう。

掲載mももtもと元:野球動作分析強化指導サイト「ヤキュウモーション」
ピッチング動作を見誤るフェーズ区分「アーリーコッキング」の問題:注意すべきピッチング指導(6) : 野球動作分析強化指導サイト「ヤキュウモーション」
. 今回記事では、投球動作を適切に観察するため用いられる「フェーズ区分」法について、従来用いられてきた手法に対する疑義、その欠陥を打開した当サイトにおける区分方法について示していきます。 1. フェーズ区分「アーリーコッキング」の欠陥と区分法の改善 ワ

レイトコッキング期からアクセラレーション期に肘の内側は投球方向。

つまりキャッチャー側を向いています。

ここから肘に回転を加えながら一気に腕を振り下ろし、

ボールに速度を加えるのですが、

この動作は肘関節の内側側副靭帯に強烈な負荷を生じさせます。

子供の場合は特に速度をだそうと、

肩肘の筋肉で無理やりな投げ方をする傾向があります。

アーム投げ、M字投げと言われる間違ったフォームですね。

僕の経験だと、肘を使うと球が走る感覚がガラリと変わるので、

間違っていた場合でも、

そこにハマってそのフォームで続けてしまいがちですね。

内側側副靭帯は

  • 前斜走繊維束
  • 後斜走繊維束
  • 横走繊維束

この3つで構成されていて。

3つの靭帯が骨をつなぎ止めて肘を安定させています。

腕を外反する行為でこの靭帯には引っ張られる力が発生します。

これが「強烈な負荷」の要因です。

靭帯を引っ張る力が、断続的に加わると「損傷」が発生します。

伸びてささくれた状態ですね。

ささくれた状態の靭帯にさらに引っ張る力を加えると「断裂」してしまいます。

離断性骨軟骨炎

外側は「離断性骨軟骨炎」ですね。

肘を外側から内側へ勢いよく回転させるときにの前腕の外側の骨(橈骨)と、

上腕骨で構成される腕橈関節に圧縮する力が生じます。

特に内側側副靭帯を痛めた状態ではこの力が強くなり、

断続して力が加わることで関節の軟骨を損傷してしまいます。

この損傷は成長と共に自然回復します。

ですが、軟骨に亀裂が生じたり分離したりすると手術が必要になってきます。

肘頭骨端線閉鎖遅延、肘頭疲労骨折

後方は「肘頭骨端線閉鎖遅延、肘頭疲労骨折」ですね。

骨端線というのは成長軟骨と呼ばれるものです。

成長期はイラストのように骨の端に軟骨部分があり分離しています。

掲載元:カラダカルテ
遺伝だけではない!子どもの身長を伸ばす方法とは?|からだカルテ
最近の子ども達はスタイルが良くて背も高いように見えますが、20年前から横ばい傾向だそうです。その原因と、身長を伸ばすために必要なことを考えていきます。

この部分から骨がつくられますが、そのぶん柔らかく脆いといえますね。

この部分に断続的に強い引っ張る力が加わると

損傷する。もしくは骨端線が成長と共に消えるはずなのに遅くなるといった症状が発生します。

施術

3つの原因に共通して言えるのは、

上腕を外から内に回転させる動作で関節が負荷に耐えられなかった。

ということですね。

なので復帰して満足なプレーを実現させるには

フォームの見直しと当該部位の筋肉群の柔化・強化が必要です。

フォームさえ間違っていなければ、まず怪我はしないでしょう。

フォームの見直しは以下の動画を参考に、指導者の方に直接あたってみてください。

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僕がお手伝いできるのは筋肉の緊張を緩めることと、

柔化・強化のサポートですね。

上腕の回外、回内と安定に使う筋肉は

前腕は

  • 円回内筋
  • 橈側手根屈筋
  • 長掌筋
  • 尺側手根屈筋
  • 浅指屈筋など…

上腕は

  • 上腕筋
  • 上腕二頭筋
  • 三角筋(肩)など…

セルフケアは回内した状態で筋肉群を緩めていきます。

痛めた状態での肘のストレッチは悪化させる方向なので厳禁です。

痛みが和らいできたら手首を動かす筋肉の柔軟性を高めていきます。

投球時は特に伸筋側の柔軟性が求められるからですね。

最後に回外・回内する動きを取り入れた筋力強化をはかります。

まとめ

以上「野球肘」についてでした。

手遅れになるまで放置し、手術をするというパターンも多いです。

最近は指導者の理解がよく、目が届く環境ではありますが、

一気に進行することもあり、痛みが強くなる前に対応することが必要です。

最後までご覧いただき有難うございました。

院の情報

住所:山口県周南市政所2丁目1-25
交通:JR「新南陽駅」徒歩6分
  :バス「政所」徒歩15秒
電話:070-3149-1522
受付:9時~20時
定休:不定休
備考:完全予約制

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