【胸郭出口症候群】腕の鈍痛・重だるい・痺れる・力が抜ける

肩の痛み

ご覧いただきありがとうございます。

こんにちは!

山口県周南市の整体院

「まどころ整体院」院長の河本です。

今回は「胸郭出口症候群」についてのお話です。

腕の神経が文字のごとく、胸郭の出口付近で締め付けられることによって起きる疾患です。

  • 肩や腕に鈍痛、痺れ、冷えがあり、
  • 特に腕を挙げた状態だと力が抜ける、だるい。

以上の症状が特徴です。

五十肩との違いは、腕を挙げるのは大丈夫だけど挙げるとだる重い。というところですね。

ですが挙がらないしだるいし痛い。痺れる。といったように、

併発が当たり前ですし、積極的に区別しているようには思えません。

僕は激しい痛みを伴う四十肩・五十肩の、前触れ的な位置にいる症状。

もしくはその延長として対応させていただいています。

【四十肩・五十肩】腕が上がらない・後ろに回せない
四十肩・五十は肩ではなく、全身を整えることで自力での改善も可能です。

神経のルートと圧迫部分

胸郭出口

腕の神経は束になって、首から鎖骨肋骨の間そして烏口突起の下をくぐり、腕にのびていますね。

  • 鎖骨
  • 肋骨の間
  • 烏口突起の下

この3つの部分いずれかで神経の圧迫が起こり発症するとされています。

斜角筋症候群

首の部分をみてみると、腕の神経は中斜角筋と前斜角筋に挟まれているのがわかりますね。

神経を斜角筋が挟み込む

分かりにくいですね。ごめんなさい!

この筋肉は日常生活では「首を支える」筋肉です。

デスクワークなどの首を前に垂れた状態。

ストレートネック(猫背などが原因であごが前に出ている状態)では常に使われているので硬くなりやすいですね。

首の前側と側面の筋肉が縮む

この筋肉が神経を圧迫している状態を斜角筋症候群と呼びます。

斜角筋症候群の場合、その神経ルートから、肩甲骨部分に痛みを訴えることがあります。

鎖骨をさわってみると鎖骨と肋骨の間はかなり狭いのがわかりますよね。

鎖骨に触れながら腕を挙げみましょう。

腕を挙げる動作で鎖骨は肋骨側に沈むような動きをしますね。

さらに隙間は狭まります。

通常ならその分、肩甲骨が動いてくれることで隙間をうまく保っています。

筋肉に緊張があったり、肩甲骨が動かなかったりすると

その動きが妨げられて、神経は当然に挟まれる格好になりますね。

肋鎖症候群

肋骨と鎖骨の隙間。この部分が神経を圧迫する状態を肋鎖症候群と呼びます。

烏口突起というのは胸や腕の筋肉の始まり部分です。

烏口突起

ここからはじまっている小胸筋・大胸筋は、拭き掃除などの腕を押す動作に使われます。

前傾姿勢ぎみな現代人はこの筋肉が緊張しやすいです。

猫背や巻き肩の人は要注意ですね。

小胸筋症候群(過外転症候群)

胸を反るような動きや腕を外転するときにはここは狭くなります。

この部分が神経を圧迫する状態を過外転症候群とよびます。

腕がむくんだ感じがする。痺れる、重たいといった症状があると疑い大ですよ!

以上の症候群3つの原因が胸郭の出口付近にあるものを

胸郭出口症候群と呼びます。

痛みと冷えの原因

胸郭出口症候群の症状の特徴は以下の通りです。

  • 痛み・痺れ
  • 冷え・熱さ
  • 圧迫感・血色が悪くなる
  • むくみ・重たさ

痛みと痺れは直接に腕の神経の圧迫によって起こりますが、

冷えと血色については「血のめぐり」に問題がある場合にも発生し得ます。

血のめぐりを支配しているのは交感神経です。

なので神経の圧迫でも血のめぐりは悪くなります。

筋肉の硬さが血管を圧迫している場合ばかりではないんですね。

足のむくみなども交感神経の圧迫によるものと考えられるので、

従来のマッサージや的外れなストレッチでは効果がないことが分かりますね。

【お尻】坐骨神経障害によるむくみ・冷え
実際僕のところに来られる方を施術すると 坐骨神経圧迫が由来のものが多くみられます。

他にもリンパの流れの悪さが考えられますね。

骨格の歪みとの関係

胸郭出口症候群の症状を訴える方に多いのが「巻き肩」です。

巻き肩については以下の記事で詳しく扱っています。

巻き肩のチェック方法と効果的なストレッチ
若年熟年問わず増えている「巻き肩」という状態。 放っておくと必ず肩が上がらなくなります。 そんな「巻き肩」のお話。

巻き肩の場合首の筋肉(中斜角筋・前斜角筋)と、胸の筋肉(小胸筋・大胸筋)は緊張状態にあります。

胸の筋肉が緊張すると鎖骨も引きつけられる形になりますね。

鎖骨は上がった状態に見えますが強張った大胸筋がそうはさせません。

大胸筋は鎖骨に強力に張り付いています。

大胸筋。骨との付着部分が多く強力な筋肉

神経を圧迫しない方がおかしい姿勢なことがお分かりいただけますでしょうか?

ストレッチ・施術

ねらい

上記の理由からストレッチや施術の際に狙いとするのは

  • 頸部の中斜角筋・前斜角筋。
  • 胸部の小胸筋・大胸筋です。

頸部の緊張状態がなぜ起きているか?ということを考えながらストレッチを組み立てていくのですが、

基本はターゲットから遠い部分。もしくは小さな筋肉からはじめます。

遠い部分からとりかかると施術の痛みを軽減することができます。

例えば大胸筋の起始は上腕部にあり、必然的に腕部の調整が必要になります。

小胸筋は肋骨に起始があるためその取り巻きである前鋸筋、腹筋の調整が必要になります。

なのでセルフケアでも遠い部分から取り掛かりましょう。

大きな筋肉はよりパワーがあるので神経を圧迫する原因を作っていることが多いです。

大きな筋肉が引っ張るとその他小さな筋肉は容赦無く巻き込まれますね。

以上のことから、

頸部も斜角筋の周りにある胸鎖乳突筋や僧帽筋から調整していきます。

僧帽筋は背中にある大きな筋肉ですね。

より大きな筋肉である、広背筋に重なる部分があるので広背筋の調整も。

広背筋は腰部、腰部は脚部というように結局は足の先から調整が必要になります。

結局全身のストレッチや施術が必要となりますね。

ストレッチ・マッサージ

ストレッチもマッサージも基本は五十肩と同じです。

【四十肩・五十肩】腕が上がらない・後ろに回せない
四十肩・五十は肩ではなく、全身を整えることで自力での改善も可能です。

痛みや症状によって、できること、できないことがあるので簡単なものから取り組みましょう。

できるようなら以下のストレッチをプラスするとより効果が期待できます。

背中のストレッチ

首のストレッチ

まとめ

以上「胸郭出口症候群」についてでした。

ときに眠れないほどの鈍痛と冷感。痺れを伴う厄介な疾患です。

ですが、解剖学的にしっかりメカニズムが解明されており、

対応した施術で早期に改善が可能です。

今すぐどうにかしたい!と思った方はシャワーマッサージで温めるのが効果大です!

卓球などの肩を動かす運動も効果が出ています。

最後までご覧いただき感謝します!

追伸

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必ずお返ししていますのでおかしいなと思ったら確認してみてください。

院の情報

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定休:不定休
備考:完全予約制

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