ご覧いただきありがとうございます。
こんにちは!
山口県周南市の整体院
「まどころ整体院」院長の河本です。
今回は「坐骨神経痛の痛みをとりあえず軽くしたい」というご相談をたびたびいただくので
とりあえず、ちょっとだけでもマシになる方法をお話していきます。
- 今すぐこの痛みをどうにかして欲しい!
- この痛みに耐えられない!
- 痛みどめ薬が全然効かない…
- どんどん症状が酷くなっきた…
こんなお悩みや疑問を抱えている方のためのお話です。
この記事を読むということはきっと「痛み」に悩まれているのだと思います。
そしてストレッチやマッサージなど手を尽くしているかましれません。
病院あるいは治療院で治療を受けている最中かもしれません。
だけど、それでも良くならないということは、何かが間違っているということです。
何が間違っているのかはっきりさせる。それがこの記事を読むことで出来ます。
というのも、私の今までの経験を元に、坐骨神経痛の痛みのレベルを3段階に分けて
それぞれ出来ること、出来ないこと、やってはいけないことをはっきりさせているからです。
実際に施術に使う内容で、結果が出ている方法なのでぜひ参考にして下さい。

- まどころ整体院院長
- 整体師歴10年
- 神経痛・スポーツ障害専門
- 3,000人を越える改善実績
症状が少しでも軽くなると、どんどんよくなっていきます!
原因不明なことが多く、完治の難しい疾患とされていますが、改善は正直、難しくないんです。
実際に要する治療期間も合わせてお話しますね。
ちょっと長くなりますが、最後までお読み下さい!
応援してます!
症状と原因
詳しい内容に入る前に、必ず、予備知識として頭に入れておかなければいけないことがあります。
それが症状の原因です。特に坐骨神経痛といえば、
- 広範囲で症状が出る
- 強烈な痛みで自立歩行が困難
- 何もしないと痛くないけど、歩くと痛い
- 指先が痺れる
- 膝裏が腫れぼったく痛い
- 足首が痛い
など、症状がたくさんあって、それぞれで対処する部位やアプローチが異なるからです。
なので、ここで以下の記事を一旦読まれて、ある程度理解されることをお勧めします。

一読されたでしょうか?

バッサリ、ざっくりにお話しするとお尻の筋肉に注意せよということです。
症状レベル
私は症状のレベルを細かく分けていますが、今回は3段階にしました。
上から痛みが強いレベルです。
- レベル1:歩けない・身をよじってなんとか歩けるレベル
- レベル2:何もしないといいが、歩き出してしばらくするとお尻や膝が痛くなる。一旦休まないと歩けない。
- レベル3:お尻に違和感がある、膝の外側が痛く膝が曲げられない。
この3段階です。一つずつ解説して行きます。
レベル1
歩けない・身をよじってなんとか歩けるレベル
神経の圧迫が強く、原因が複数かつ複雑な場合ですね。
顔が険しくなり、先の希望が持てなくなって悲観されている患者さんが多いです。
このレベルでは自力での改善はあきらめましょう。
病院・治療院で診察を受けるべきです。
その上でやっていただきたいのが
保温療法とマッサージです。
間違っても湿布を使ってはいけません。
冷やすのはぜっっっったいNGです。

湿布は神経痛には逆効果で、正直いうと怒られますが悪化させます。
保温療法
神経痛の多くの場合、確実に効果があるのは温めることです。
この時、痛む場所を温めるのではなく、お尻を重点的に温めて下さい。
下のイラストが参考です。坐骨神経の上。お尻のやや下の方が目安ですね。

これだけでほんとに楽になります。
温めるのはお風呂・蒸しタオル・小豆パックなどなんでもいいです。
カイロを貼っておくのが一番ですね。
マッサージ
このレベルの場合、痛みが強く仰向けではテニスボールも使えないことがほとんどです。
なので自分でマッサージすることをお勧めします。
痛む方を上にし、横向きで寝て、上の足を少し曲げます。
黄色のライン上をさする。ボールを転がす。親指で抑える等々
少し痛いくらいにマッサージしてみましょう。

的確な場所にはいると強烈に痛いです。気を付けて下さい。
強烈な痛みのあるこの段階は、脱せる方・脱せない方がいらっしゃいます。
特に高齢で筋力がない方、明らかに骨に異常がある方がそうです。
私の場合初回のカウンセリングと施術の中で治療可能か判断し、お力になれない場合ははっきりとその旨をお伝えします。
手術に望まれる場合はタイミングやリハビリの相談に乗っていますので遠慮なくお話しください。
治療可能の場合。次の段階のレベル2に症状を持っていくには2回ほどの施術となります。
レベル2
何もしないといいが、歩き出してしばらくするとお尻や膝が痛くなる。
一旦休まないと歩けない。
このレベルは上記の保温・マッサージに加えてストレッチが可能です。
ストレッチができる段階まで来ると改善スピードがぐんと上がっていつの間にか症状が無くなっていた。なんてことがよくあります。
ストレッチは個人の体によってどの角度で効果が最大化するのかを判断する必要があります。
硬い人、硬くない人。膝の悪い人、腰の悪い人など考慮するところが多いですが、
まずは以下のストレッチに取り掛かってみて下さい。
お尻のあたりにストレッチを感じる。

腿裏にストレッチを感じる。
ストレッチをしっかりこなすことで、早くこの段階を卒業することが出来ます。
治療期間をグッと縮めることができますし再発防止には必要不可欠なものなので、しっかり体に覚えさせて下さい。
そして、この段階では運動を無理にしてはいけません。
痛い部分を押してまで運動すると他を痛めたり症状を悪化させてしまう恐れがあります。
病院・治療院で多いのがこのケースです。
早い段階で運動を取り入れると
- 一向に良くならない
- 痛みがぶり返す
- 夜眠れないほど痛い
など悪影響を及ぼすことが多いです。

心当たりがある方が多いと思いますので注意して下さいね。
レベル3
お尻に違和感がある、膝の外側が痛く膝が曲げられない。
この段階では少しずつ運動が可能になります。というか運動が必須です。
運動なき改善はありません。
再発防止のために必ず必要です。
何もしないと3ヶ月以内に70%がぶり返し、以前よりひどい状態で戻って来られます。
ほんとに困りますし、一番望まないパターンです。
きちんと取り組まれた場合1年以内の再発は10%程で症状も軽微です。
運動方法・ストレッチ方法・ワンポイントなどは個別に制作しお送りしています。
トイレに貼って日々忘れないよう取り組んでいただいている方もいらっしゃいます。
そうする方はやっぱり症状が落ち着いています。
いきなり長時間歩くことはできませんし、膝にもよくないので、まずはウォーキングよりも体を支える主要な筋肉をつけましょう。
最初は仰向けでのサイクリングがベストです。
ガニ股にならないよう、親指を真っ直ぐ天井に向けて漕いで下さい。逆効果になります。


やってはいけないのはサボること、健康を大切にして下さい。
応援してます!
まとめ
今回は坐骨神経痛の痛みをどう改善させるかについてのお話しでした。
坐骨神経痛に限らず、神経痛はとにかく温めることです。
温めることで、たとえその時だけでも必ず改善します。
まずはそこから始めましょう!

間違っても湿布を貼ったり、冷やしたりしないで下さいね。
正しく理解・対処することで、最短、最小限の努力で最大の結果を得ることができます。
坐骨神経痛はそんなものです。
怖がる必要ないですし、諦めなくてもいいんですよ。
応援してますね!
最後までご覧いただき感謝します。
追伸
ご質問などありましたらメール・コメント下さい!
いただいたメール・コメントには全て目を通し、返信しています。
迷惑メールに振り分けられることもあるようです。
必ずお返ししていますのでおかしいなと思ったら確認してみてください。
院の情報
住所:山口県周南市政所2丁目1-25
交通:JR「新南陽駅」徒歩6分
:バス「政所」徒歩15秒
電話:070-3149-1522
受付:9時~20時
定休:不定休
備考:完全予約制
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